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日通/香港・シンガポール向け新デリバリーサービス開始

2010年01月08日/3PL・物流企業

日本通運は1月8日、定期海上混載輸送アロー・インターナショナルの新商品として、香港・シンガポール向けのDoorデリバリーサービス「どあコン 香港」、「どあコン シンガポール」を13日から提供すると発表した。

どあコンは、東京CFSで通関済み貨物として荷を受けとり、輸入国の最終配達先までの輸送を一貫して担当するもの。費用は着地側費用を含んだ円建てのパッケージ料金として設定した。

配達エリアは香港では香港島と九龍、新界地区(ランタオ島・離島以外)、シンガポールはジュロン島・離島以外のシンガポール島内。

運賃体系は1 Revenue Ton (1立方mか1000kgの大きい方)あたりの円建てフラットレート。フラットレートは、発地CFSチャージ、海上運賃、着地通関料などを全て含み、0.5立法mか500kgの大きい方ごとに円建てで設定した。

どあコンは、顧客にはトータル物流コストが把握でき、航空輸送とのコストの比較が容易になるなどのメリットがある。また、自社ネットワークの利用で通関、配達完了状況を迅速に顧客に案内できるとしている。

さらに、通常の混載サービスでは着地CFS以降の費用はその都度現地で見積っていたが、どあコンの場合運賃体系に基づく一貫したコスト算出が可能となっている。日本通運は、どあコンの発地を日本各港に展開し、仕向地もアジアを中心に拡大していく予定。

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