住友金属工業と住友商事は1月26日、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプラインプロジェクトで、大径溶接鋼管の受注を内定したと発表した。
受注内定した大径溶接鋼管は、ノルドストリームパイプラインに使用される。内外面コーティングを施した後、ドイツ、フィンランドへのデリバリーが必要であり、厳格な納期管理を含めた2社のプロジェクト遂行・管理体制が評価された。
製品は、内外面コーティング付き高強度大径溶接鋼管で、住友金属鹿島製鉄所で鋼管を製造し、住友商事がコーティング加工を行う。契約金額は、おおよそ9100万ユーロ (約118億円)。9月から現地への納入を開始する予定だ。
発注者は、同プロジェクトの計画、建設、運営のために設立された国際合弁企業「ノルドストリーム社」。
