公正取引委員会は1月27日、諸星運輸に対して下請代金の減額の禁止違反があったとして、勧告を行った。
違反内容は、諸星運輸が、貨物運送を下請事業者に委託しているところ、自社のコスト削減を図るため、下請事業者に対し、「値引き」または「手数料」の名目で下請代金の額に一定割合を負担するよう要請し、2008年3月から2009年11月まで、下請事業者3社に対し、総額1783万2868円減額していたもの。
なお、諸星運輸は、2009年9月30日と11月30日、下請事業者に対し,減額した金額を返還している。