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東海運/当期損失6400万円

2010年01月29日/決算

東海運が1月29日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は264億4900万円(前年同期比17.7%減)、営業利益3億200万円(71.9%減)、経常利益2億4500万円(74.2%減)、当期損失6400万円(前期は5億900万円の当期利益)となった。

物流事業の概況は、前期は堅調だった中国・東南アジア向けの海上コンテナの取扱量はほぼ横ばいだったが、ロシア・CIS向けのパイプ・建設機械輸送の取扱量、モンゴル向けの中古車取扱量が大幅に減少。

国内貨物では、連結子会社の増加による営業収益の増加があったものの、ガラス、セメント、鋼材など各種建設資材関連の輸送量が減少した。物流事業全体の売上高は186億4500万円(18.0%減)、営業利益は7億3400万円(50.4%減)となった。

海運事業は、外航貨物船の新規輸送物件受注による増収があったが、セメント需要の落ち込みなどで内航セメント船と環境関連の産業廃棄物などの取扱量が減少。

用船コストの見直し、修繕費の減少などで利益を確保した。海運事業の売上高は74億400万円(18.1%減)、営業利益は3億2300万円(6.2%増)となった。

通期は売上高350億2400万円(13.6%減)、営業利益1億4900万円(86.6%減)、経常利益9100万円(90.0%減)、当期損失1億3500万円を見込んでいる。

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