山九が1月29日に発表した2010年3月期第3四半期業績によると、売上高は2833億2500万円（前年同期比8.2％減）、営業利益167億700万円（17.7％減）、経常利益157億5800万円（21.2％減）、当期利益92億5000万円（7.4％減）となった。
主力の物流事業の売上高は1382億9100万円と19.6％の減収、営業利益は19億3800万円と67.4％の減益となった。港湾・国際物流では輸出入貨物やコンテナの荷動きに回復の兆しがみられるが、一般物流の取扱いは低調に推移している。
主要な顧客の構内での取扱量は緩やかな増加傾向にあるが、物流コスト削減要請は根強い状況となっている。同事業の全体の売上高に占める割合は48.8％。
通期の業績予想は、売上高は3839億円、営業利益220億円、経常利益207億円、当期利益120億円の見通し。
