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玉井商船/海運市況の低迷で営業損失5800万円

2010年02月04日/3PL・物流企業

玉井商船が2月4日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は40億3700万円(前年同期比35.8%減)、営業損失5800万円(前期は20億9100万円の営業利益)、経常損失1億3900万円(19億6400万円の経常利益)、当期損失9300万円(10億9500万円の当期利益)となった。

第3四半期の外航海運業は、支配下船舶での北米からの輸入穀物などの輸送、国内向けボーキサイト輸送などで運航採算の向上に努めた。しかし売上高は29億2300万円(39.1%減)、営業利益は3億5900万円(85.8%減)となった。これらは海運市況が低く推移したことによる運賃の値下げと円高などの影響としている。

内航海運業は、所有船でのボーキサイト残渣輸送、定期用船3隻での水酸化アルミなどの輸送と所有船1隻の定期貸船などで収益の確保を図った。売上高は低調な荷動きなどの影響で10億200万円(27.2%減)、営業損失は2300百万円(1000万円の営業利益)だった。

その他事業の売上高は1億1100万円(6.9%減)、営業利益は3400万円(24.2%減)だった。

通期は売上高57億円(22.9%減)、営業利益1億7000万円(91.0%減)、経常利益6000万円(96.7%減)、当期利益1000万円(99.0%減)を見込んでいる。

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