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日本梱包運輸倉庫/売上高22.5%減、営業利益25%減

2010年02月04日/3PL・物流企業

日本梱包運輸倉庫が2月4日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は864億7100万円(前年同期比22.5%減)、営業利益56億3900万円(25.0%減)、経常利益66億2700万円(12.6%減)、当期利益35億1700万円(10.1%減)となった。

第3四半期の減収は、主要顧客の自動車業界と住宅関連業界の貨物取扱量が減少したことが大きな要因。営業利益は、原油価格の下落による燃料費の改善効果があったものの、大幅な業務量の減少や、前期の設備投資による減価償却費が増加したため減益となった。営業外収益は、投資有価証券評価益が増加したが、助成金収入の減少や持分法による投資利益が減少し、10.5%減の14億4800万円となった。

事業別の概況は、運送事業が輸送量の減少で、売上高は20.3%減の386億100万円。営業利益は、原油価格の下落による燃料費の改善効果や減価償却費の減少などで126.4%増の13 億8800万円となった。

倉庫事業は取引先の在庫圧縮などで、売上高は14.4%減の131億円となった。営業利益は、前期の設備投資による減価償却費の増加などで、35.1%減の23億4500万円。

梱包事業は、業務量の減少で売上高は29.5%減の240億3500万円だった。営業利益は31.9%減の11億6600万円となった。

テスト事業は業務量の減少で、売上高は24.8%減の59億200万円、営業利益は第2四半期は5900万円の営業損失だったが、若干回復し99.2%減の500万円を計上した。

その他事業は通関事業の業務量減少で売上高は18.7%減の48億3100万円。営業利益は15.6%減の5億2600万円となった。

通期は売上高1150億円(18.5%減)、営業利益59億円(32.2%減)、経常利益71億円(20.8%減)、当期利益38億円(17.5%減)を見込んでいる。

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