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日本梱包運輸倉庫/自動車業界の貨物量減少で営業利益35%減

2009年11月06日/3PL・物流企業

日本梱包運輸倉庫が11月6日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は566億7100万円(前年同期比24.7%減)、営業利益31億7800万円(35.0%減)、経常利益38億9900万円(28.4%減)、当期利益18億3200万円(37.2%減)となった。

第2四半期は、主要顧客の自動車業界、住宅関連業界の貨物取扱量が減少し減収となった。営業利益は原油価格下落による燃料費の減少が見られた反面、大幅な業務量の減少による売上高の減少で減益となった。事業別の状況は、運送事業が輸送量の減少で売上高は24.0%減の246億3400万円。営業利益は原油価格下落による燃料費の減少などで、73.1%増の6億4500万円と大幅増益となった。

倉庫事業は取引先の在庫圧縮などで、売上高は13.2%減の87億9500万円となった。営業利益は、売上高の減少や前期の設備投資による減価償却費の増加などで、34.3%減の15億5000万円だった。

梱包事業は業務量の減少で、売上高は30.3%減の163億2700万円と減収。営業利益は売
上高の減少などで、50.8%減の6億400万円となった。

テスト事業は主要取引先の業務量が減少し、売上高は25.6%減の38億6800万円。このため5900万円の営業損失を計上した。従来はテスト事業をその他事業に含めて表示していたが、前第4四半期から金額的重要性が増したため一つのセグメントとして区分した。

その他事業は通関事業の業務量が減少は、売上高は25.1%減の30億4400万円となった。営業利益は売上高の減少で、17.5%減の3億1000万円となった。

通期は売上高1150億円(18.5%減)、営業利益59億円(32.2%減)、経常利益71億円(20.8%減)、当期利益38億円(17.5%減)を見込んでいる。

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