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ワールド・ロジ/物流センター閉鎖で当期損失2億2500万円

2010年02月08日/3PL・物流企業

ワールド・ロジが2月8日に発表した2010年6月期第2四半期決算によると、売上高は50億800万円(前年同期比55.6%減)、営業損失5100万円(前期は2億8200万円の営業損失)、経常損失1億8100万円(4億3400万円の経常損失)、当期損失2億2500万円(16億1700万円の当期損失)となった。

第3四半期は連結孫会社の日本アシストの全株式を譲渡したため、2600万円の特別利益を計上する一方クライアントの物流拠点統廃合などで、グループで管理している物流センターの閉鎖が発生。センターの原状回復費用、資産除却費用などで特別損失5000万円が発生した。

第3四半期の3PL事業は、新規案件の開拓に向けた新体制をスタートさせ、新規顧客の3PL事業を立ち上げた。反面、既存クライアントの物量低下や契約形態の変更などが影響し、売上高は34億8100万円(8.7%減)、営業利益は作業生産性の向上や売上原価削減などの改善で、2億1900万円(前期は営業損失1500万円)となった。

金融事業の売上高は1億6500万円(42.5%増)、営業利益3400万円(10.1%減)だった。

リサイクル事業は、リサイクル処理量とパレット生産枚数の減少で売上高は5億2900万円(34.1%減)、営業利益は売上減の影響で7400万円(66.6%減)だった。

ビジネスサポート事業、コンサルティング事業などその他事業は、ビジネスサポート事業での物流資材調達などで、顧客側の経費削減による買い控えなどのため購入単価が下落し、購入量が減少したことなどで売上高は8億3100万円(45.9%減)、営業損失2900万円(前期は営業損失7600万円)となった。

通期は連結子会社のワールドサプライを佐川急便に売却し業容が変化したなどの理由で、業績予測値は開示していない。

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