ゼロが2月12日に発表した2010年6月期第2四半期業績によると、売上高が252億7700万円(前年同期比1.9%減)、営業利益1億6400万円(前年同期は3億1200万円の営業損失)、経常利益は2億1100万円(前年同期は2億9500万円の経常損失)、当期利益ゼロ(前年同期は2億5500万円の当期損失)と改善した。
車両輸送関連セグメントは、「拠点の統合や再配置」や「自社輸送機材稼働率の向上」、「中継輸送の削減」などコスト削減に取り組み、売上高は221億7500万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は6億1400万円(82.7%増)となった。
一般貨物輸送セグメントは、短期間での収益性改善が難しい商品センターについては取引の縮小と撤退を進め、売上高は28億2700万円(14.9%減)、営業利益1億7200万円(4.8倍)と改善した。
通期は売上高538億円、営業利益10億円、経常利益9億5000万円、当期利益3億5000万円を見込んでいる。