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ヤマタネ/物流部門は一括受託業務好調、売上高1.2%増

2009年05月15日/決算

ヤマタネが5月15日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は548億1700万円(前年同期比1.2%増)、営業利益33億4000万円(18.6%減)、経常利益20億9000万円(24.3%減)、当期利益4億4700万円(54.2%増)の増収減益となった。

同期は物流部門、食品部門が堅調だったものの、その他の部門が不振だった。物流部門は、物流部門は一括受託業務が引続き堅調に推移し、海外引越業務も順調で売上高は187億7800万円(0.3%増)と横ばい。営業利益も各業務の売上高の増加と共同配送の見直しによる採算向上により、21億3000万円(12.2%増)と増収増益を確保した。

食品部門は、玄米販売数量の減少と精米販売量が好調だったことなどで、売上高は289億9400万円(6.3%増)。営業利益は2000万円(88.3%減)となった。

不動産部門の売上高は33億8400万円(4.0%増)、営業利益は15億6600万円(2.6%減)となった。今後は物流部門で、新規顧客の開拓による一括受託業務への取組と食品・酒類を中心とした共同配送の業務拡大に注力。また文書センターの拡充による文書保管業務の一層の拡大も目指す。

国際物流関連では、海外代理店との関係を強化し、国際輸送業務や海外引越業務に注力。国際輸送業務は国際的フォワーダーのネットワークであるIFLN(InternationalFreight&LogisticsNetwork)に加盟しており、海外引越代理店であるAsianTigersGroupとタイ、中国に次ぎベトナムでの海外引越業務取扱の業務提携を行い、アジア地区での業務拡大を目指す。

来期は売上高560億円(2.2%増)、営業利益36億円(7.8%増)、経常利益23億円(10.0%増)、当期利益8億円(79.0%増)の見通し。

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