東芝は3月25日、日本貨物鉄道(JR貨物)から受託したハイブリッド機関車「HD300-901」を製作したと発表した。
JR貨物が入換機関車として開発しているもので、JR貨物は同日にプロトタイプ車両を公開した。
HD300-901は、2008年から両社が共同開発してきたもので、ディーゼルエンジン発電機と蓄電池を動力源とする動力協調システムを用いたシリーズ式のハイブリッド機関車。
従来のディーゼルエンジン型機関車と比べ、排出ガスは30~40%以上、騒音レベルは10デシベル以上の低減するとともに、CO2排出量もエンジンの効率的な運転と回生ブレーキの活用で大幅な低減が期待されている。