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センコー/売上7.1%増、営業利益1割増

2010年04月27日/3PL・物流企業

センコーが4月27日に発表した2010年3月期業績によると、売上高は2276億9200万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は61億5000万円(10.5%増)、経常利益62億3200万円(12.6%増)、当期利益29億4600万円(3.4%増)となった。

量販店・小売物流を中心とした業務開拓を推進し、千葉・船橋市の「船橋ファッションロジスティクスセンター」や群馬・太田市の「北関東ロジスティクスセンター」を開設する一方、新規分野の開拓の手法としてM&Aを積極的に活用し家庭用品の卸売りを行っている「丸藤」、百貨店物流機能を持つ「江坂運輸」、「阪神運送」を同社グループに迎え、業容の拡大を図った。

この結果、連結営業収益は既存物量の落込みがあったが、M&Aによる増収効果があり7.1%の増収となった。利益面については、コストの削減や見直しなどを推進した結果、営業損益以下は増益となった。

運送事業をみると、上半期は一昨年来の景気悪化の影響により住宅物流や石化樹脂物流の落込みはあったが、下半期に入り物量の減少が下げ止まってきたことと、M&Aにより百貨店物流事業を拡大したことが寄与し、売上高は1305億5400万円と5.3%の増収となった。

流通加工事業では、「船橋ファッションロジスティクスセンター」や、「北関東ロジスティクスセンター」等の大型設備開設効果に加え、東京納品代行や、イヌイ運送をM&Aにより連結子会社化したことが寄与し、売上高は731億9200万円と9.9%の増収となった。

来期の業績は、売上高は2400億円、営業利益65億円、経常利益65億円、当期利益31億円となる見通し。

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