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キムラユニティー/新規事業所の改善効果、売上高15.5%減、営業利益69%増

2009年08月03日/3PL・物流企業

キムラユニティーが8月3日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は82億9500万円(前年同期比15.5%減)、営業利益1億4000万円(68.9%増)、経常利益8700万円(49.6%減)、当期利益2000万円(75.6%減)となった。

事業別の概況は、物流サービス事業が世界的な自動車産業の低迷が続く中、中国・天津と広州の子会社は順調に拡大。低燃費ハイブリッド車の需要など国内でも一部受注が回復しているが、自動車生産は低調に推移し全体的には国内外とも受注低迷の影響から売上高は50億4100万円(17.7%減)となった。営業利益は、新規事業所の収益改善の進展や徹底した原価削減の推進で2億7600万円(160.5%増)と大幅増となった。

自動車サービス事業は自動車販売、カー用品販売が低調に推移したこと、顧客の新規自動車リースへの切替控えの影響などで売上高は29億4300万円(7.6%減)。営業利益は前期後半からのリースアップ車両売却単価の大幅下落の影響が続き、8900万円(64.2%減)となった。

その他の事業は人材サービス事業で収益基盤の改善を図るため事業構造を大きく転換し、製造業への派遣縮小を進めたことなどで、売上高は4億円(41.9%減)と大幅減。営業利益は、人材サービス事業の事業構造転換が順調に推移したことで、前期比で400万円改善し100万円の営業損失となった。

通期は売上高340億円(10.5%減)、営業利益6億円(156.1%増)、経常利益5億円(27.1%増)、当期利益2億3000万円(19.7%増)を見込んでいる。

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