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キムラユニティー/原価削減で営業利益2.8倍

2010年02月05日/3PL・物流企業

キムラユニティーが2月5日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は259億7200万円(前年同期比11.0%減)、営業利益6億8000万円(187.2%増)、経常利益6億6200万円(111.6%増)、当期利益2億6400万円(23.7%増)となった。

事業別の概況は、物流サービス事業で中国・天津市と広州の子会社が順調に拡大し、低燃費ハイブリッド車の需要など国内で一部受注が回復してきているが、自動車生産が低調なため、全体的には国内外とも受注が低迷。160億1000万円(11.7%減)となった。

営業利益は、新規事業所の収益改善の進展や原価削減の推進で10億3300万円(252.1%増)の大幅増を達成した。

自動車サービス事業は、アフタマーケット市場が低迷し自動車販売、カー用品販売が低調に推移したこと。顧客の新規自動車リースへの切替控えなどが影響し、売上高は88億500万円(6.0%減)、営業利益は、前期後半からのリースアップ車両売却単価の大幅な下落が影響し、2億2700万円(63.7%減)だった。

その他の事業は、売上高は14億6600万円(31.5%減)、営業利益は1億2700万円(166.8%増)と大きく伸長した。

通期は業績予測を修正しており、売上高346億円(8.9%減)、営業利益8億円(241.5%増)、経常利益7億7000万円(95.7%増)、当期利益3億2000万円(66.5%増)を見込んでいる。

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