東京汽船が5月14日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は126億1600万円(前期比9.1%減)、営業利益4億7400万円(32.3%減)、経常利益8億900万円(20.1%減)、当期利益2億700万円(67.5%減)となった。
曳船事業は横浜・川崎地区で自動車専用船、コンテナ船、原油タンカーなどへの作業数、千葉地区でも自動車専用船、LNG船などへの作業数が減少し売上高が減少した。さらに横須賀地区作業数のエスコート業務、湾口水先艇業務も減収となり、売上高は88億1000万円(9.1%減)、営業利益は5億1400万円(39.2%減)となった。
来期は売上高126億3000万円(0.1%増)、営業利益5億4400万円(14.7%増)、経常利益8億1500万円(0.7%増)、当期利益5億9000万円(184.7%増)を見込んでいる。