LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日本ロジテム/営業利益34%減、当期損失5900万円

2010年05月14日/3PL・物流企業

日本ロジテムが5月14日に発表した2010年3月期業績によると、売上高347億9900万円(前年同期比7.1%減)、営業利益4億2800万円(34.2%減)、経常利益2億8400万円(38.1%減)、当期損失5900万円(前年同期比2億3200万円の当期利益)となった。

円高の進行による海外事業の収益全体が目減りしたほか、インテリア・エレクトロニクス関連を中心とした取扱数量の減少、継続的な倉庫稼働率の低迷、輸出入取扱件数の減少などが影響し、営業収益は大幅に減少した。

営業利益と経常利益についても、営業収益の確保が厳しい環境のなか、小集団活動の強化など、ローコストオペレーション活動の推進による経費の圧縮に努めたが、退職給付費用の増加、ERPパッケージ(LSYS)の2次開発に伴う減価償却費の増加などにより、営業収益の減少をカバーするには至らなかった。

当期損失は、ことし3月に顧客企業の1社から、破産手続開始の申立をする旨の通知を受けたことに伴い、取立不能見込額1億2200万円を貸倒引当金繰入額として特別損失に計上したため。

貨物自動車運送事業の売上高は176億600万円(5.7%減)となり、営業利益は11億200万円(10.9%増)となった。

来期の業績は、売上高360億円、営業利益8億8000万円、経常利益6億7000万円、当期利益3億円の見通し。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース