ケイヒンが5月14日に発表した2010年3月期業績によると、売上高は362億5100万円（前年同月比11.9％減）、営業利益8億9600万円（25.8％減）、経常利益4億7700万円（42.7％減）、当期利益3億4700万円（前期は4500万円の当期損失）となった。
国際物流部門の売上高は126億8900万円（18.1％減）。国内物流部門においては、倉庫保管・荷役は、食料品や紙製品、機械等の貨物取扱い減少により、平均保管残高、入出庫取扱量ともに前期比7.7％の減少となった。
一般貨物輸送は、住宅関連資材や機械等の取扱いが低調に推移し、運送屯数は前期比8.1％の減少となったほか、海上コンテナ輸送も、取扱本数は減少となった。国内物流部門の売上高は161億9400万円（9.2％減）だった。
宅配物流部門においては、宅配は、通信販売商品の取扱いが堅調に推移し、取扱件数は前期比3.2％の増加となった。センター作業は、低調に推移し、取扱個数は前期比3.4％の減少となった。以上の結果、宅配物流部門の売上高は73億6700万円（5.8％減）となった。
来期の業績は、売上高370億円、営業利益10億4000万円、経常利益6億3000万円、当期利益3億5000万円の見通し。
