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日本レップ/4-6月の売上高80%減、黒字化

2010年08月14日/決算

日本レップが8月11日に発表した2011年3月期の第1四半期決算は、売上高19億4400万円(前年同期比80.2%減)、営業利益4億2400万円(前年同期は7億7300万円の損失)、経常利益1億7900万円(前年同期は18億4700万円の損失)、当期利益3億7600万円(前年同期は22億1100万円の損失)となった。

キャッシュフロー改善のため、大型私募ファンドのバリューアップに向け、空き物件のリースアップを進め、仲介の大型案件について2億円の営業収益を計上しており、今後は事業環境の改善を見極めつつ、新しい事業機会及び投資機会を追及していく。

経費は、大型私募ファンドの投資不動産の耐用年数について見直しを行った結果、今年度より耐用年数の変更を行い、連結財務諸表における減価償却費の負担が軽減した。

また、親会社であるマッコーリー・グッドマン・ジャパンに対して発行していたストック・オプションが未行使のまま権利行使期間が満了したため、新株予約権の戻入益1億9400万円を特別利益として計上した。

投資とコンサルティング事業は、仲介売上と保有不動産の売却収入などにより、売上高は9億8600万円、経常利益は2億2400万円となった。

アセットマネジメント事業は、引き続き既存ファンドの運用と連結する大型私募ファンドの所有物件に対するリーシング活動とファンドの安定運用に注力し、連結対象となっているコアファンドが保有する物流不動産の賃料収入に加え、ファンド関連のフィー収入により、売上高は9億5800万円、経常利益は1億4100万円となった。

なお、6月30日現在、本事業における運用資産の残高は1035億円。

通期は売上高50億3900万円、営業利益11億7000万円、経常利益1億5200万円、当期利益1億100万円を見込んでいる。

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