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東洋埠頭/売上高7.5%減、営業利益14.6%減

2010年05月17日/3PL・物流企業

東洋埠頭が5月17日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は299億1500万円(前期比7.5%減)、営業利益8億9200万円(14.6%減)、経常利益8億2200万円(10.8%減)、当期利益3億7900万円(5.8%増)となった。

埠頭部門では、経岸貨物量が508万トン(前期は537万トン)となり、雑穀類が志布志地区での取扱いが増加したため、406万トンと前期の403万トンを上回った。しかし、石炭類や合金鉄、非鉄鉱石などの取扱いが減少し、売上高は41億6800万円(8.7%減)となった。

倉庫部門の入出庫数量は317万トンと前期の344万トンを下回った。平均保管残高は24万トン、金額で422億円となり、一般貨物では、米・麦や豆類などの取扱いは増加したが、合成ゴム・樹脂などその他の貨物が減少した。冷蔵倉庫貨物の取扱いは10万トンと減少し、売上高は200億2700万円(3.9%減)となった。

国際物流業務、自動車運送業務などのその他部門は、国際物流業務とコンテナターミナル業務が前年実績を割り込み、売上高は57億1900万円(17.4%減)となった。

来期は売上高305億円(2.0%増)、営業利益10億5000万円(17.6%増)、経常利益10億2000万円(24.0%増)、当期利益5億8000万円(52.8%増)を見込んでいる。

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