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山九/売上高7%減、営業利益14%減

2010年05月11日/3PL・物流企業

山九が5月11日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は3873億6400万円(前期比7.0%減)、営業利益217億2800万円(14.3%減)、経常利益201億1900万円(17.6%減)、当期利益117億8800万円(5.5%減)となった。

2010年3月期の物流事業は、輸出入貨物や国内貨物の荷動きが前年度後半から低調になったことや前年の第1四半期まであった航空貨物事業の分社化、大型海外プロジェクト輸送案件の減少などで取扱量が減少した。

主要顧客の構内での物流作業は、生産調整の影響などで低調に推移したため、売上高は1878億9400万円(13.4%減)、営業利益は26億400万円(44.3%減)となった。物流事業の売上高に占める割合は48.5%だった。

機工事業は、鉄鋼関連の大型設備工事の完成があったことなどで設備工事は増加。一方、石油・石化関連のSDMが減少したことなどで常例の保全作業は減少した。売上高は1783億2200万円(0.3%増)、営業利益は182億6500万円(5.1%減)となった。全社の売上高に占める割合は46.0%。

来期は売上高3800億円(1.9%減)、営業利益202億円(7.0%減)、経常利益192億円(4.6%減)、当期利益102億円(13.5%減)を見込んでいる。

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