大東港運が5月19日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は147億6600万円（前期比7.8％減）、営業利益3億4400万円（52.5％減）、経常利益3億500万円（55.7％減）、当期利益1億1300万円（70.6％減）となった。
2010年3月期は、販売費・一般管理費が前期とほぼ同額だったほか、貸倒引当金繰入額8192万円の計上もあり減益となった。
港湾運送事業と港湾付帯事業の状況は、港湾運送事業が沿岸荷役料収入と港湾施設使用料収入が減少し、売上高は8.1％減の65億9700万円となった。
陸上運送事業は鋼材のトラック運送料収入が減少し、売上高は5.3％減の27億3000万円だった。
倉庫業は入出庫作業料収入の減少で、売上高は14.7％減の28億1200万円だった。
通関業は衛生検査料収入が増加し、売上高は1.8％増の22億6200万円。港湾運送事業と港湾付帯事業全体の売上高は7.6％減の144億200万円、営業利益は16.3％減の10億4800万円となった。
来期は売上高148億円（0.2％増）、営業利益2億3000万円（33.2％減）、経常利益2億1000万円（31.2％減）、当期利益8000万円（29.8％減）を見込んでいる。
