佐川急便は5月31日、10月21日から新配達店コードを導入し、合わせて送り状のデザインを刷新すると発表した。
この施策により、市場の変化に迅速に対応できる輸配送インフラを構築するため、これまでの輸配送インフラを見直し、地域に密着した小規模店舗を拡充するなど配達の効率化を進める。
このため、配達店コードをこれまでの4桁コードから7桁にする。同社は3か年中に都心部で展開しているサービスセンターなどの小規模店舗を約540か所に増やす計画を立てており、配達店コードを7桁に細かく区切って、地域に密着した小規模店舗を拡充する。これで通信販売に代表される個人向けの宅配市場の拡大に対応する。
また、元払・着払の送り状のデザインを変更し、住所や名前の記入欄を大きくした。このほか荷物の問い合わせ番号をを右上に大きく印字し、郵便番号の記入欄を追加するなど、全体的なレイアウトを見直した。
送り状は10月21日から新デザインのものに順次切り替えるが、旧デザインの送り状も引き続き利用できる。