キャセイパシフィック航空は7月9日より、香港、シカゴなどを結ぶ世界一周の貨物専用便を運航する。
この貨物便はボーイング747-400F型機を使用し、金曜日と日曜日の週2便で運航。香港を出発後、アンカレッジ経由でシカゴへ向かい、シカゴからアムステルダム、ドバイを経由し香港に戻る。
現在、週8便で運航中のシカゴ便を拡張させたもので、米国~アムステルダム間は初めての大西洋を横断する運航ルートとなる。
空港での貨物の積み込み時間を含む運航の所要時間は44.5時間で、キャセイパシフィック航空は、今回の就航を貨物便の顧客に新たな選択肢を提供し、国際貨物運航拠点としての香港の地位を増強するとしている。