モトローラは7月13日、コードレスイメージャの「DS6878-HC」、イメージャ「DS6707-HC」を発表し、新機種は8月下旬より、モトローラ エンタープライズモビリティビジネスの販売代理店から発売する。
DS6878-HCは、細菌の拡散を予防し、患者と医療従事者を病気から保護するよう設計されている。SE4500スキャンエンジンを基盤とし、ペースの速い環境で優れた動作特性を実現する。さらに直感的な照準パターンでレーザスキャナのような性能を発揮し、1D・2Dのバーコード、署名をキャプチャできる。
低品質のバーコードや損傷したバーコードでもキャプチャでき、無指向性スキャンにより、バーコードとイメージャの位置を特に揃える必要がない。このため、安静にしている患者への影響を最小限に留めることができる。
消毒対応の充電台にUSBケーブルを接続して充電することができるため、電源を別途用意する必要がない。このほか、汎用スキャナポートフォリオの上位製品として、DS6878-SR汎用コードレスイメージャも同時に発表した。
DS6707-HCは病院、クリニック用に設計され、治療時点でのデータキャプチャを自動化して、投薬管理、患者の入院と食事管理のミスの減少に貢献する。1Dと2Dバーコードスキャナ、デジタルカメラ、ドキュメントスキャナの機能が1台に統合され、設備投資や運営費用を節減できるとしている。固有の照準パターンを搭載しているため、対象とする製品バーコードを確実にキャプチャできる。
