三洋電機ロジスティクスの買収に成功した、LSホールディングスの経営母体であるロングリーチグループのスポークスマンは7月16日、今回の買収について、物流業界の再編をにらんだものであることを明らかにした。
同スポークスマンは、「三洋電機ロジスティクスの買収は、中長期的な投資目的だ。物流業界で再編があることを想定している。そのなかで主導権を握りたい。他の物流企業を買収する可能性についてはコメントできない」と述べた。
ロングリーチグループは独立系投資会社。LSホールディングスは、ロングリーチ社が運用する投資ファンド傘下にある投資主体が発行済み株式総数の100%を所有している。