LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ANA/国際線貨物の売上高94%増の200億円

2010年07月30日/決算

全日本空輸が7月30日に発表した2011年3月期の第1四半期決算によると、貨物部門は国内線の売上高は75億円(前年同期比1%減)、国際線は200億円(94.5%増)となった。

国内線貨物は、国際線への接続貨物が増加たが、機材小型化に伴い貨物搭載可能スペースが減少する中で、寒冷な天候の影響による北海道発の生鮮貨物の減少や、全国的に宅配貨物が低調で、輸送重量は10万3千トン(5.1%減)。

なお、郵便輸送重量は7000トン(9.3%減)、売上高8億円(6.4%減)と前年同期を下回った。

国際線貨物は、中国では内需拡大の景気刺激策を実施していること、台北・ソウル等において
液晶・半導体関連部材の荷動きが活発となっていることなどにより、中国路線やアジア路線等が好調に推移し、輸送重量は前年同期を大きく上回り、輸送重量は13万2000トン(52.3%増)だった。

貨物便ネットワークは、夜間時間帯は沖縄貨物ハブネットワーク、昼間時間帯は日本とアジア間の直行便を運航し、局所的に需要の発生する地点・時期には機動的に貨物臨時便を設定することで、需要の取り込みを図り、2009年10月に事業を開始した沖縄貨物ハブネットワークの実績は、順調に推移しているとしている。

また、国際線郵便輸送重量は5000トン(6.9%増)と前年同期を上回ったが、収入は7億円(19.2%減)だった。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース