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住友倉庫/売上高7.8%減、当期利益83%増

2010年05月13日/3PL・物流企業

住友倉庫が5月13日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は1216億1900万円(前期比7.8%減)、営業利益79億1000万円(11.0%増)、経常利益84億3300万円(8.6%増)、当期利益30億6800万円(83.6%増)となった。

利益面では、経費の削減効果と租税公課の減少、投資有価証券評価損の大幅減などで営業利益、当期利益が増益となった。

物流事業の倉庫業では、前年度に稼働した新規施設が寄与したが、荷動きの低迷で入出庫の取扱いが低調で、貨物保管残高も減少したため、倉庫収入は189億8300万円(1.9%減)となった。

港湾運送業は上期の落ち込みの影響が大きく、売上高は332億7000万円(10.7%減)だった。

国際輸送業では、プロジェクト貨物の取扱いが低調だったこと、上期の海上運賃下落の影響などで売上高は231億8300万円(16.1%減)だった。

陸上運送業とその他の業務では、荷動きの低迷で陸上運送収入が減少し売上高は361億7200万円(3.6%減)だった。物流事業全体の売上高は1116億1000万円(8.3%減)だったが、営業原価の圧縮と、前年度の新規施設稼働に伴う不動産取得税などの発生がなかったため、営業利益は63億2900万円(15.3%増)となった。

来期は売上高1280億円(5.2%増)、営業利益85億円(7.5%増)、経常利益92億円(9.1%増)、当期利益52億円(69.4%増)を見込んでいる。

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