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ワールド・ロジ/6月期の当期損失15億円

2010年08月14日/決算

ワールド・ロジが8月13日に発表した2010年6月期の決算は、売上高90億7400万円(前年同期比44.7%減)、営業損失2億8000万円(前年同期は5億4000万円の損失)、経常損失5億4100万円(前年同期は8億3200万円の損失)、当期損失15億2700万円(前年同期は37億6100万円の損失)だった。

3PL事業は、景気低迷による消費縮小の影響を受け既存顧客の出荷物量が減少し、売上高64億5400万円(5.1%減)となったものの、営業利益については業務効率化を行った結果、営業利益1億8800万円(53.5%増)となった。

金融事業は、売上高2億5800万円(31.6%減)、営業利益5900万円(28.5%減)となった。

リサイクル事業には、リサイクル処理量とパレット生産枚数の減少により、売上高10億3600万円(27.6%減)、営業利益1億3900万円(53.7%減)。

ビジネスサポート事業は、オフィス用品通販代理店業務や物流資材の販売等で顧客側の経費削減による買い控えで購入単価の下落や購入量が減少したことにより、売上高9億6500万円(16.3%減)、営業損失2100万円だった。

その他の事業はコンサルティング事業と人材アウトソーシング事業で構成しており、インターネット関連調査業務の業務縮小による影響等があり、売上高3億6000万円(78.2%減)、営業損失1100万円となった。

次期見通しは、3PL事業を引き続きコア事業と位置づけ、経営資源を集中し、従来の営業活動に加え「新規顧客開拓」、「新規分野の開拓」、「新商品開発」等の施策を実施することで収益力の改善を目指す。

業績予想は、売上高105億4100万円、営業利益5000万円、経常損失1億5300万円、当期損失1億9600万円を見込んでいる。

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