フェデラル エクスプレスは8月18日、国際航空貨物を取り扱う中国最大の営業所を拡充したと発表した。
営業所の床面積は新たに4200㎡以上にまで拡大し、オペレーションエリアは約800㎡、仕分け用ベルトは約30メートル拡張した。
現在の社員数は約180名で、1時間当たりの貨物仕分能力は最大2800個にまで向上している。営業所は将来的な貨物需要の増加に合わせて拡張できる仕様となっている。
営業所は2階建てで、1階は貨物を取り扱うオペレーションエリアと上屋エリアで構成され、最新鋭の輸出入貨物用の仕分けシステムが設置されている。2階はオフィスエリアと上海の全貨物の集配を統括するディスパッチセンターとなっている。
上海市長寧区遂寧路沿いの上海虹橋総合交通ハブエリア内にあり、長寧区・青浦区・松江区、閔行区の一部地域で国際航空貨物の集配業務を展開している。
中国市場における輸送ネットワークや貨物取扱施設に対する投資を拡大したもので、ボーイング777型フレイターによる上海とメンフィス スーパーハブ(米テネシー)間の初の直行便運航に続く措置。