本田技研工業は9月8日、浜松製作所（静岡県浜松市）の四輪車用トランスミッション新工場が竣工したと発表した。
新工場は、既存工場の生産設備を移設するとともに生産能力の拡大を図った。これによって、浜松製作所のAT（オートマチックトランスミッション）とCVT（無段変速機）の年間生産能力は70万基から80万基になる。フル稼働は2011年1月からの予定だ。
新工場の社屋は、スペース効率・生産効率の高い二階建てとし、一階がアルミ加工ラインやミッション部品の搬入出荷、二階が組立ラインというレイアウトとなっている。
