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キユーソー流通システム/12-8月の営業利益54.5%増

2010年09月29日/決算

キユーソー流通システムが9月29日に発表した2010年11月期第3四半期決算によると、売上高は1010億1200万円(前年同期比0.3%減)、営業利益15億6900万円(54.5%増)、経常利益13億3200万円(31.5%増)、当期利益1億8600万円(23.4%減)となった。

売上高は、コンビニエンスストアや外食チェーンなどの流通業を主な得意先とする専用物流の新たな受託があったものの、共同物流の在庫・出荷物量の減少による既存取引の売上高減収に加え、専用物流の既存取引の受託料金が伸び悩んだ。

5月には温度帯別スペースを自在に変更できる「フレキシブル車両(FCD3+1)」を発表し、6月には関西地区に「神戸第二営業所」を開設した。

倉庫事業売上高は152億7500万円(3.0%減)で、営業損失は5億2200万円(前期は10億1300万円の営業損失)となった。

共同物流の在庫・出荷物量などの減少で既存取引の売上高が減収となった。一方、利益面は減収の影響があったものの、保管の効率化や業務の標準化など合理化改善が進捗し増益となった。

運送事業売上高は756億1800万円(0.9%増)で、営業利益は18億8200万円(0.1%増)となった。共同物流や専用物流の既存取引の売上高減収が影響したものの、新規受託により専用物流が伸長し増収となった。

利益面は減収による採算悪化や燃料調達単価の上昇影響を受けたものの、運送業務の合理化改善が進捗した。

その他事業収益は101億1800万円(4.1%減)で、営業利益は1億7200万円(45.1%増)となった。

通期は売上高1348億円(0.4%減)、営業利益17億円(11.6%増)、経常利益14億円(9.4%減)、当期利益3億3000万円(11.3%減)の見通し。

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