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キユーソー流通システム/燃料費高騰、共同物流収益減で1900万円損失

2008年07月10日/決算

キユーソー流通システムが7月9日に公表した2008年5月期の中間決算は、売上高が対前期比1.5%増の697億600万円と横ばいで推移したものの、営業利益は70.2%減の1億7400万円、経常利益も63.5%減の2億1400万円と大幅に落ち込み、純損失は19百万円(前期は1億57百万円の中間純利益)となった。

中間期は業務標準化、固定費吸収と変動費削減などの戦略を推進し、流通業者向け専用物流受託事業、食品メーカー向けなどのキユーソースルー便が堅調に推移した。しかし、燃料費の高騰に共同物流収益の伸び悩みやコスト低減の遅れなどの要因が加わったため、大幅な減益を記録したもの。

通期は大型案件獲得が寄与し、売上高は1435億円と予想。利益面は中間期の影響が残ること、燃料費の高騰が今後も続くと予想されるため、営業利益、経常利益とも12億円、当期利益は4億7000万円を見込んでいる。

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