三洋電機ロジスティクスは10月15日、2011年3月期第2四半期連結の業績予想を大幅に上方修正し、売上高206億円（前回予想比10.3％増）、営業利益11億3000万円（2倍）、経常利益11億円（96.4％増）、当期利益4億8000万円（60％増）とした。
夏場の記録的な猛暑の影響によりエアコンなどの夏物家電の物量が好調だったことと、「エコポイント」効果による省エネ家電の伸びと、生産回復によるメーカー物流の増加などにより売上高が予想を上回る見込みとなった。
利益面も売上げの好調に加え、倉庫内作業のオペレーション改善、運送効率の改善と間接経費削減などに努め、予想を上回る見込みとなった。
なお、通期業績予想は、エコポイント制度による先行需要の影響、年末商戦の動向とメーカー物流の先行き不透明感などを考慮し、前回予想を据え置いた。
