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東洋ゴム/45フィート海上コンテナ輸送実験に協力

2010年10月29日/物流施設

東洋ゴム工業は11月16日より、「45フィート国際海上コンテナ輸送実験」に協力する。

実験は、日本国内では法令規制、基準等により現状公道走行の認められていない45フィート国際海上コンテナに、実際の輸出貨物を積載し、公道輸送実験を行なうことによって、実用化に向けて必要な車両用件・道路条件の確認と通行の安全性と輸送の効率性などについて検証する。

同社では、実際に北米向けに出荷するトーヨータイヤを45フィート国際海上コンテナに積載し、工場所在地である宮城県岩沼市から仙台塩釜港高砂コンテナターミナルまで約30kmの公道走行の本格的実証実験に協力する。

45フィート国際海上コンテナは、2005年にISO規格化され、北米~中国航路などの外航航路で取扱が増えている。40フィートコンテナより5フィート(約1500mm)長く、容積も大きいことから輸送の効率化が図られ、我が国の国際競争力強化やCO2排出量削減の観点からその普及が期待されている。

なお、実際の貨物を積載した45フィート国際海上コンテナの荷主から港湾ターミナルまでの公道トラック輸送は、国内では初の試み。

この実験は、東北地方の港湾・空港の利活用の促進により、地域活性化につながる効率的な国際物流のため、産官学で連携し施策の検討を「東北国際物流戦略チーム」が行なっており、メンバーには、学識経験者、荷主と物流事業者、物流関係団体、荷主関係団体、経済団体、行政機関などで構成している。

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