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米国/11月度のアジア主要10か国発のTEU実績3.5%減

2010年12月09日/調査・統計

Zepol (ゼポ) は12月9日、米国海上輸入の11月実績をまとめた。

それによると、アジア主要10カ国発の11月度TEUは前月より3.5%減少し3か月連続の減少となった。10カ国の昨年同期比では12.8%増だった。

アジア主要10か国(中国、韓国、香港、台湾、日本、シンガポール、タイ、インド、マレーシア、ベトナム)からの積出港ベースで、中国と香港がそれぞれ6.0%減、11.4%減だったのに対し、韓国は中国からのT/Sが減少する中で10月の8.6%減から0.7%増に戻した。台湾、日本、シンガポールいずれも10月のマイナスから台湾(4.4%増)、日本(6.8%増)、シンガポール(8.6%増)と回復した。

一方、10月は9.2%増と好調だったベトナムは一転12.8%減となった。マレーシアは引き続き増加をみせ、25.7%増、タイは1.9%増、インド3.5%増だった。

韓国の減少を釜山港のT/S国別構成から分析すると、31%を占める中国積が11%減と前月に続いて減少。5%を占める日本積は26.0%と急増。ベトナムは0%だったが、韓国内分、インドネシア、台湾はそれぞれ、9.3%増、11.0%増、17.3%増となり、10月8.6%減だった釜山港合計を1.9%増に戻した。

日本積は、約半分を占める博多港の27.6%増に加えて、細島、大阪、広島、文字、神戸各港はいずれも二桁の大幅増だった。

問い合わせ先
日本:Zepol Japan
mnanseki@zepol.jp

米国:Zepol Corp
kevin.palmastein@zepol.com 

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