シスコシステムズは10月4日、WiFiの認定を取得した802.11nドラフト2.0対応アクセスポイントを月内に発売すると発表した。
WiFi Allianceが実施する、802.11nドラフト2.0の試験用プラットフォームで使用された製品では唯一の市販製品で、今後WiFiの相互運用認定を目指すあらゆる製品の業界ベンチマークとなるもの、としている。
シスコは、無線周波数(RF)通信の実績を活かし5倍のスループットを提供するほか、MIMO技術で通常はRF通信の適用が難しい医療、教育、倉庫管理、ロジスティクス、製造などの分野での無線サービスエリアの高信頼性を実現した。
ネットワークインフラを再設計することなく、802.11a/b/gなど現行のワイヤレス規格との互換性を維持する。