エス・バイ・エル(株)は、生産技術改革を進めて9月中間期に利益率の大幅改善を果たしたものの、依然として営業赤字が続いていることから、資材・建材などの調達方法の見直し、生産性の向上を狙いとした物流改革や部材・建材スペックの見直しに着手した。
下期から工場の生産システム、施工現場の施工システム、物流システム、購買システムの各分野で、生産・物流改革プロジェクトを3年計画でスタートしたもので、3年後に「業界最高水準のレベルまで粗利率をアップしたい」としている。
省施工の推進、外注業者への発注単価の見直し、工程の平準化によるコストダウンを継続するほか、生産・物流業務についてコンサルタントを導入して改善し、コストダウンを図る。