日本郵船と新日本石油は12月19日、共同開発した太陽光エネルギーを動力の一部に利用した自動車運搬船「アウリガ・リーダー」(6万213トン)が同日三菱重工業神戸造船所で完成したと発表した。
アウリガ・リーダーは全長199.99m、載貨重量トン数1万8758トン、最大積載自動車台数は6200台。328枚の太陽光パネルをデッキ上に装備しており、駆動力の一部を担っている。
日本郵船と新日本石油は、アウリガ・リーダーで今後2年間実証試験を進め、航海中の過酷な環境下で塩害や風圧、振動下での耐久性、太陽光発電と船舶電力系統との連携を検証する。
<出航する「アウリガ・リーダー」>