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ゼロ/通期は黒字転換で営業利益7億円

2010年08月06日/決算

ゼロが8月6日に発表した2010年6月期業績によると、売上高は517億9400万円(前年同期比0.4%増)、営業利益7億900万円(前期は5億3200万円の営業損失)、経常利益は7億2400万円(4億5700万円の経常損失)、当期利益は1億9700万円(7億1500万円の当期損失)となった。

主要取引先の日産自動車の国内新車販売台数は、各種政策の効果もあって7万台超増加(前期比12.4%増)し、新車輸送においては増収となった一方で中古車の国内販売は振るわず前期から50万台超減少(7.1%減)したため、中古車輸送は減収。「拠点の統合や再配置」「間接業務の合理化」など固定費削減を進めたことにより利益面では大幅に改善している。

2008年10月にドライバースタッフグループを、また11月に日産静岡ワークネットを買収、子会社化したことが通期で寄与し、車両輸送関連セグメント全体の売上高は458億4200万円(3.2%増)、営業利益16億3300万円(99.1%増)となった。

一般貨物輸送事業の売上高は53億5000万円(16.0%減)となったが、収益性は大きく改善し、営業利益は2億6600万円(前期は3000万円の営業損失)となった。

来期の業績は売上高は520億円、営業利益7億5000万円、経常利益7億5000万円、当期利益2億円の見通し。

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