日本郵船は9月15日、英豪系の鉱山資源会社大手BHPビリトン社と12年にわたる長期輸送契約を結んだと発表した。
契約は、豪州西部で産出する鉄鉱石を中国へ2013年から12年間にわたり25万トン級鉄鉱石専用船で輸送する内容。年間輸送量は270万トンとなる見通しだ。すでに、2010年4月から20万トン級ケープサイズ船による3年間の同様の輸送契約も開始している。
同社がBHPビリトン社と10年以上の長期輸送契約を締結するのは今回が初めて。両社は、同契約締結によりパートナーとして関係強化を図ることで合意した。