日本貨物鉄道は12月14日から、北海道~関東・東海間列車リードタイムを大幅に短縮する。
札幌ターミナル駅から隅田川駅間の列車の着時刻を1時間43分繰上げるなど、北海道~関東・東海間を運転する6本の列車のリードタイムを大幅に短縮する。
例えば、現在隅田川駅を午前3時58分発、翌日の午前5時20分の札幌着が4時51分発で、午前1時40分着と4時間33分も短縮となる。
これは、12月4日の東北新幹線八戸駅~新青森駅間開業にともない、在来線の東北線八戸駅~青森駅間が第3セクターに移行によって優等旅客列車の運転本数が大幅に減少し、貨物列車ダイヤの抜本見直しを行ったため実現した。
さらに、名古屋ターミナル駅~八戸貨物駅間の列車を東青森に延伸し、札幌ターミナル駅行の列車に継送することにより、名古屋(タ)駅・盛岡(タ)駅から札幌(タ)駅への輸送ルートの新設、輸送力の増強を行う。