(株)NYK輸送技術研究所は、イントラネットでビジュアルに船舶の動静を把握できるシステム「i-FROM(Fleet RemOte Monitoring system)」を開発した。FROMそのものは1998年に開発・導入されているので、今回の開発はその改良版になる。
i-FROMは、イントラネットに接続されたコンピュータがあれば、世界中のオフィスで船舶の動静に関する情報を共有できる。更に、サーバ上のコンテンツに機能が集約されているため、機能の改善・追加などの要望にも、迅速に対応することができる。
最新位置を地図上に表示する機能のほか、簡易なETA(到着予定日時)の計算、過去の航跡の表示、気象海象の表示など、船舶の安全運航や業務の合理化に役立つ機能がある。また、船舶からの位置情報通知が途絶えた場合、警報を送信する海賊対策の「シージャックアラーム」機能も、オプションで利用できる。
日本郵船の船舶動静把握システムは、今後i-FROMへ、順次切替えられる。これにより、世界規模で同じ情報を共有していくことが可能となった。
一方で、輸送技術研究所は日本郵船が使用しているシステムから完全に独立した新しいサーバも用意して、船社、船舶管理会社向けにi-FROM システムを販売していく。
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NYK輸送技術研究所/イントラネット対応で一層便利になったFROM(船舶動静把握システム)
2001年08月20日/未分類
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