日本ジェイ・ディ・エドワーズ(株)は、同社が開発してきたコラボレーティブなエンタープライズソフトウェアをベースに発展させたモジュラー型の統合ウェブ対応アプリケーション「J.D. Edwards 5」ファミリーのうち、「ERP(エンタープライズリソースプランニング)8.0」と「ビジネスインテリジェンス(B.I.)」の日本語版を販売開始する。
一般的なERPソフトウェアは多くのモジュールがパッケージ化され販売されており、顧客企業の初期投資は非常に高価なものとなっていた。今回、日本ジェイ・ディ・エドワーズは、「J.D. Edwards 5」を構成する各ソフトウェアのモジュールを単体で販売する。
これにより顧客企業は必要なモジュールのみ購入でき、システム構築にかかる初期投資を最小限に抑えることが出来る。また、モジュール導入後も、自らの事業成長・環境変化に伴い、その時々のニーズにあったモジュールを随時選択、導入していくことが出来るようになる。
ERPソフトウェアの最新バージョン「ERP 8.0」と、J.D. Edwardsアプリケーションに完全統合した「ビジネスインテリジェンス」により、ERPからデータウェアハウス、OLAP、B.I.ツールまでのトータルなフレームワークが提供される。
データマートやデータウェアハウス構築のスクリプトがERPのデータ仕様に基づきあらかじめ雛型として用意されており、データウェアハウスの構築を容易に行うことが可能。 また、今後、日本ジェイ・ディ・エドワーズは「J.D. Edwards 5」の投入に伴い、あらたに開発された製品導入手法「OneMethodology」を提供してく予定。
急速なインターネットの普及に伴い、企業経営の重点が、単一企業内のビジネスの最適化から複数企業間にまたがるバリューチェーン全体の最適化をめざす「コラボレーティブコマース」の時代へと大きく移行しようとしている現在、多くの企業は、顧客満足度の向上、ビジネススピードのアップ、業務の高度化や統合化、経営資源の戦略的配置、TCOの削減などといった様々な経営課題に取り組んでいる。
こうした課題に対するひとつのソリューションとして、日本ジェイ・ディ・エドワーズは顧客に対して、コラボレーティブコマースの基盤構築のため、まず社内でのビジネスプロセスやデータ共有のためのソリューションとなる「ERP 8.0」と、そのERPに蓄積されたデータを分析しトランザクションデータをナレッジに転換するツールとしての「ビジネスインテリジェンス(B.I.)」で基盤システムを構築し、それをさらに「カスタマーリレーションシップマネジメント(CRM)」など多種のコラボレーティブアプリケーションを含め拡張してゆくというシステム導入アプローチを提案する。
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日本ジェイ・ディ・エドワーズ/「J.D. Edwards 5」各製品の日本語版を販売開始
2002年08月21日/未分類
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