ウォルマート・ストアーズが発表した第3四半期(2004年8-10月)の売上高、維持事業ベースの実質利益は、それぞれ昨年同期比9.7%増の685億ドル、同12.7%増の23億ドルを計上し、過去最高となった。1株あたり当期利益も昨年同期の0.46ドルから0.54ドルに上昇した。
今年2-10月期でみると、売上高は同11.6%増の2,030億ドル、維持事業ベースの実質利益は同15.7%増の71億ドルとなった。
同四半期の事業部門別の営業収入は、スーパーセンターを含む「ウォルマート・ストアーズ」が同5.0%増の31億1,500万ドル、「サムズ・クラブ」が同13.3%増の3億600万ドル、国際部門が同23.8%増の6億9800万ドルだった。
同社のリー・スコット会長は「当社の業績はこれまでに引き続き好調で、年末の消費需要期も最高益が期待できる」と述べている。