三井物産（株）は山梨県の総合食品卸である武田食品（株）と業務提携をし、同社の10.0％の株式を取得する。12月中にも、同社の親会社であるテンヨ武田より同社株式を譲り受ける予定。
三井物産は、全国流通網の構築を目指しこれまでも地域有力卸との提携を進めてきたが、山梨地区は、イトーヨーカ堂グループ向けの取組等を始め武田食品と広範にわたって連携可能と判断し、本業務・資本提携に至ったもの。
今後も武田食品のような地域有力卸との提携を深め､三井食品を始めとするグループ卸との補完・協業・連携関係を作り上げることにより広域小売業のニーズに対する総合的且つ一元的な対応を行いつつ、地域特性に応じたきめ細かい地場対応力を高めていく。
