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消費財・流通・IT業界22社/商品マスタデータの同期化実験

2003年11月30日/未分類

消費財・流通・IT業界22社による「製配販商品マスタ同期化プロジェクト」は、2003年12月より2004
年3月まで、EAN・∪CC標準を活用した商品マスタデータ同期化の業界共同実証実験を行う。
消費財の商品サイクルが速く、新商品ごとにマスタデータを関係企業、ネットワークに提供する手間がかかるため、消費財メーカー、流通業(卸売業、小売業)、業界商品データインフラでのマスタデータの同期化を図り、商品データを常に最新に対応できる狙いで、XMLを使った実証実験に取り組むことになった。
(財)流通システム開発センター内で、消費財分野の電子商取引等に関する国際的な標準化を推進するGCI(グローバル・コマース・イニシアティブ)研究会において、グローバル・データ同期化の研究活動の一環として、「製配販商品マスタ同期化プロジェクト」を設けていた。
同プロジェクトでは、欧米の実情に加えて日本における商品マスタ・メンテナンスの向上になりうる
かについての検討も行い、研究に参画した会員企業の一部有志企業が、製配販の間の商品マスタデータ同期化の実証実験を行うことになった。
実証実験では、メーカー側が自社商品を登録している業界商品データプールと、その商品の買い手である流通業(卸売業、小売業)が活用するエクスチェンジ上の商品データプールの商品データをEAN・UCC標準に基づいた最新技術の活用によって同期化させるための技術実証を行う。
同時に、この実験を実施することにより、業務プ回セスの課題を明確化する。
今回の実験では業界ネットワーク会社に、(株)ファイネット(酒類・加工食品)と(株)プラネット(日用雑貨・化粧品)と、流通向けグローバルB2BエクスチェンジであるWWRE(ワールドワイド・リテール・エクスチェンジ)と(株)野村総合研究所が運営する流通向げB2BエクスチェンジであるBizMart(ビズマート〉との間で同期化を行う。
EAN・UCCで定められたグローバル標準のXMLを商品データのデータ交換に採用する。
製配販商晶マスタ同期化プロジェクト参加企業(2003年11月21目現在)
データプール事業者
プラネット
ファイネット
WWREアジアパシフィック
野村総合研究所
参加企業
エステー化学(株)、花王(株)、小林製薬(株)、サンスター(株)、中央物産(株)、目本リーバ(株)、P&G・ファー・イースト・インク、ユニ・チャーム(株)、ライオン(株)、アサヒビール(株)、加藤産業(株)、国分(株)、(株)菱食、三井物産(株)
IT関連企業
(株)インテックコミュニケーションズ、(株)日立製作所、富士通(株)、マイクロソフト(株)

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