三菱商事／マレーシアLNG 社株式再取得

三菱商事（株）は液化天然ガス（LNG）の生産・販売会社であるマレーシアLNG 社（MLNG 社）の
発行済株式の5％相当をペトロナス社より再取得した。
2003年2月に同社は、1978年に合意したMLNG社合弁事業契約の規定に従い、MLNG社の15％相当持分株式全てをペトロナス社へ売却した。その後ペトロナス社と協議を行い、今般MLNG社の5％相当の株式再取得を合意した。
MLNG社は、サラワク州ビンツルにあるペトロナスLNGコンプレックス内の最初のLNG生産施設３系列の所有者であり、同コンプレックスにはMLNGDua社、MLNGTiga社が保有するLNG生産施設も含めて合計８系列の生産施設がある。
MLNG社はまた同８系列のLNG生産施設のオペレーターで、ペトロナスLNGコンプレックスは単一地域として年間2300万トンの生産能力をもつ世界最大規模のLNG生産施設。
MLNG社から供給されるLNGは、日本のLNG総輸入数量の約13％を占め、今回のMLNG社株式再取得により、引き続き日本のエネルギー安定供給に寄与していく。