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日本郵船/輸送コンサルタント業務をグローバル化

2005年06月05日/未分類

日本郵船(株)は、旧定航国内統轄グループ部内で輸送コンサルタント業務を行っていたシーシーエーティー(CCAT:Container Cargo Advisory Team)を子会社である(株)エムティーアイ(MTI:Monohakobi Technology Institute)に移管、グローバル・シーシーエーティー(Global CCAT)として発足させた。

CCATは国内営業を支援するチームで、現場と一体となり安全輸送に関する貨物積付指導と貨物の損傷防止に関するアドバイスを行ってきた。

MTIは、船舶・物流の技術開発のほか、技術コンサルティング業務を国際的に展開している。

前者の「国内営業支援」と後者の「国際・技術支援」を統合するのが今回の移管で、国内のみならずグローバルなフィールドで貨物の積付や損傷防止に関するコンサルタント活動を通じ、安全輸送と輸送品質のより一層の向上を進めていくことが目的。

MTIはこれまでもCCATと連携し、輸送中の衝撃や温湿度変化が貨物に与える影響の調査・研究を行い、大型輸送環境再現装置(MCS:Multi Cargo Simulator)を使い、貨物輸送中の様々な問題を解決するだけでなく輸送品質を向上させる新技術の開発にも挑戦している。

この度、現場と直に接しているCCATが技術開発の専門部隊であるMTIと一体化することで、より現場やお客様のニーズに密着し、スピードのある研究開発が行われることが期待される。

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