山九(株)の平成18年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。
3PL、3PM(一括メンテナンス)など引き続き各事業分野の専門性を生かした事業展開を進めるとともに、お客様合理化施策に対応すべく現場力の強化を推進するなど、一層のコスト削減を図った。
その結果、当第1四半期連結会計期間における売上高は、744億15百万円と前年同期比8.7%の増収となった。
利益面は、営業利益31億21百万円と29.9%の増益、経常利益32億27百万円と40.4%の増益、当第1四半期の当期純利益は15億64百万円と45.8%の増益となった。
セグメント別の状況
物流事業
中国を中心とした輸出入取引の好調さを背景に、港湾物流作業の増加に加え、鉄鋼関連等のお客様工場構内における物流作業が増加し、売上高522億83百万円と前年同期比4.0%の増収、営業利益は、20億81百万円と前年同期比12.1%の増益となった。なお、当連結会計期間の売上高に占める割合は70.2%。
機工事業
石油精製・石油化学関連会社における大型定期修理工事(SDM)が減少したが、高炉改修の大型工事の完成および鉄鋼関連等のお客様工場構内における保全作業が増加したことなどにより、売上高176億6百万円と前年同期比25.8%の増収、営業利益は、8億74百万円と前年同期比67.8%の増益。なお当連結会計期間の売上高に占める割合は23.7%。
その他事業
システム開発案件の増加などにより、売上高45億25百万円と前年同期比8.5%の増収、営業利益は87百万円。なお当連結会計期間の売上高に占める割合は6.1%。